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放射能を避けるためウォーターサーバーを選ぶ人が増えている?


福島第一原子力発電所での事故が起きて以来、ウォーターサーバーを生活に導入している人が増えているそうです。放射性物質の危険性が人々に知れ渡り、以前よりも食への安全性への関心が高まりました。しかし、安全性を求めて導入したウォーターサーバーの水は、果たして本当に安全なのでしょうか。

放射性物質の危険性

福島第一原子力発電所での事故で一番多く放出された物質は「キセノン133」と呼ばれるもので、確認された放射性物質の約98%以上がこのキセノン133でした。他の放射性物質と比べると身体に蓄積しにくく、内部被曝の影響も少ないので危険な放射能汚染物質には指定されていません。
しかし、主要な三核種とよばれるヨウ素131、セシウム137、セシウム134も同時に確認されています。これらの物質は水や大気に漏れてしまうと体内に取り込まれやすく、重篤な健康被害も懸念される物質です。ヨウ素131は甲状腺に集まりやすく、甲状腺が集中的に被曝することで甲状腺ガンを引き起こします。また、セシウムは健康被害をもたらさない「半減期」になるまで30年と長いため、現在の被曝や汚染の問題になっています。
その他にも危険なことで有名な「ストロンチウム」や「プルトニウム」が検出されたという事実があるので、危険性について敏感になったのも当然であるといえます。

ウォーターサーバーの水の安全性

危険な放射性物質は多くの場所で確認されており、今の水道水の安全性も疑う人が多くなっています。そんな中、なぜウォーターサーバーの水は安全といわれているのでしょうか。
ウォーターサーバーの水には大きく分けて2種類あり、それぞれが水道水をそのまま利用するよりも安全な理由がちゃんとあります。

水道水をろ過して作るRO水

このタイプはほとんどが元々は水道水で、水道水を「RO膜」という特殊なフィルターで水分中のゴミやウイルスなどをろ過し、キレイな水にしています。水道水と聞くと安全性を疑ってしまいますが、日本の水道水は水道法で定められた水質基準で管理され、この基準は国際機関の「WHO」が定めている安全基準よりも厳しく規定されているため、世界でもトップクラスの安全性です。つまり普通に使っても安全な水道水を、放射性物質やその他の不純物を完璧に取り除けるRO膜をつかうことで、より安全にしているといえます。

天然水タイプ

天然水タイプは地下水をもとにしている水で、そのままボトリングしているものや、ろ過や加熱殺菌をして安全性を高めているものなどがあります。地下水は地盤が自然のろ過膜となって磨かれているため、大きく成分が変わることはほとんどありません。今後、影響が出るとしても何百年も先といわれています。このような理由からウォーターサーバーの水は安全性が高くなっているといえます。

水を選ぶポイント

ウォーターサーバーの水が安全性が高いことは分かりましたが、より安全性が高いものを選ぶにはポイントが2つあります。

採水地で選ぶ

ウォーターサーバーに使われる水が福島第一原子力発電所よりも遠ければ遠いほど安全性は向上していきます。採水地周辺に放射性物質が確認されていない銘柄に水なら安心して使用できます。
採水地から選ぶというのは重要なポイントです。

検査回数

多くのウォーターサーバーを取り扱う会社では定期的に検査報告がされています。水分中に放射性物質や健康に害をなすような成分が含まれていかないかを綿密に検査し、報告しているのは消費者としてとても信頼できます。
安全性の高いウォーターサーバーを選ぶには、多くの情報を元に比較するようにしましょう。参考:ウォーターサーバーの放射能検査結果はこちら

おわりに

今回は放射性物質とウォーターサーバーの安全性について説明しました。毎日料理や飲用に使う水は私達には無くてはならない大切なものです。しっかり安全性にこだわって健康的に暮らしていきましょう。

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放射能と汚染問題

放射能と汚染問題

福島第一原発事故は私たち日本人にとって放射能の脅威を知るきっかけになったかもしれませんが、過去にはチェルノブイリ、スリーマイルといった場所でも原発事故が起こっています。このサイトでは世界のエネルギー問題と放射能との関係性についてまとめたものをご紹介しています。